Copyright COMO Inc. 2026
| 事業者名 | 株式会社COMO |
|---|---|
| 所在地 | 〒194-0013 東京都町田市原町田4-11-13 天野ビル4F |
| 公表日 | 2026年7月16日 |
| 最終更新日 | 2026年7月16日 |
| 策定・公表 | 代表取締役 山本 真奈 |
株式会社COMO(以下「当社」といいます。)は、デジタルガバナンス・コードを踏まえ、当社のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に関する方針を以下のとおり定め、対外的に公表します。本方針は、代表取締役の決定に基づき制定・公表しています。
本方針では、施策の実施状況を次のとおり区別して示します。
目次
当社は、建設・施工・保守・点検・害虫防除などの現場産業において、紙・表計算ソフト・写真・口頭連絡などに分散している情報をデジタル化し、現場に蓄積されるデータを業務改善と経営判断に活かせる状態を実現することを目指します。
現場管理クラウドサービス「PICO」を通じて顧客の業務をつなぐと同時に、当社自身も、顧客ごとの個別対応に依存する事業運営から、利用データと顧客課題に基づいて標準機能を継続的に改善するSaaS型の事業へと転換します。DXを顧客向けサービスの取組にとどめず、当社の企画・開発・販売・導入・保守・経営管理の各プロセスを変革する取組と位置づけます。
現場産業では、人手不足・高齢化・熟練者への業務集中・報告要件の複雑化が進んでいます。一方で、スマートフォンやクラウド、データ活用技術の普及により、現場で入力した情報を即時に共有し、報告・分析・経営判断へ活かせる環境が整いつつあります。
当社にとってこれは、現場データを蓄積・活用する業界特化型のプラットフォームへ発展する機会である一方、個別開発への依存を続ければ開発・保守の負担が増え、事業拡大が難しくなるリスクでもあります。当社は、共通業務を標準化しつつ業界特有の業務にも対応できる製品と体制を築き、この機会を捉えます。
当社は、個別受託・個別対応を中心とする事業から、標準機能と業界別機能を組み合わせた継続課金型(SaaS)モデルへ転換します。これは、当社の収益構造・開発プロセス・顧客対応のあり方を変える、自社のビジネスモデルの変革です。
現場で蓄積される作業・点検・写真・資材・報告・契約などのデータを活用し、顧客には業務効率化に加えて、作業品質の標準化、報告の迅速化、経営管理の高度化といった価値を提供します。あわせて当社は、利用状況・要望・継続率などのデータを製品開発と経営判断に反映し、少人数でも継続的に成長できる事業運営を実現します。
当社は、上記のビジネスモデルを実現するため、次のDX戦略を推進します。
本戦略は、顧客向けサービスのデジタル化にとどまらず、当社自身の業務プロセスをデータに基づいて継続的に改善する体制へと変革することを目的とします。
当社は、事業運営と製品改善のため、以下のデータを段階的に収集・活用します。
これらを、開発の優先順位付け、利用定着の支援、価格・販売計画、人員配置などの判断に活用します。顧客の業務データは、契約・権限・利用目的に従って管理し、個社を特定しない形で集計・分析する場合は、関係法令およびプライバシーポリシーに基づいて運用します。
代表取締役をDX推進の最高責任者とし、投資判断・優先順位・進捗管理を統括します。サービス企画・顧客対応・導入支援・業務設計は社内で行い、システム開発の一部は外部開発パートナーと連携します。当社は少人数の組織であり、固定的な部署ではなく、以下の役割として運営しています。
| 役割 | 担い手 | 主な責任 |
|---|---|---|
| DX推進責任者 | 代表取締役 | 方針決定、投資判断、優先順位付け、進捗管理 |
| 事業企画・導入支援 | 社内担当 | 顧客課題の把握、サービス設計、価格・販売方針、初期設定・利用定着支援 |
| 開発 | 社内(代表取締役・社員)+外部開発パートナー | 設計・実装・テスト・運用、専門技術の補完 |
| 現場協力 | 顧客協力企業 | 現場での試行、フィードバックの提供 |
※ 組織規模の拡大に応じて、体制を段階的に整備します。
当社は、顧客業務をデジタル化要件へ変換する力、クラウド・データ・情報セキュリティの技術知識、データ分析、顧客導入支援などの能力を確保・育成します。
当社は、顧客数や利用データの増加に対応できるクラウド環境を整備し、標準機能の継続的な改善、安定運用、情報セキュリティの確保に必要な投資を継続します。環境整備にあたっては、次の点を重視します。
基盤にはクラウドサービス(Google Cloud 等)を用い、ソースコードと変更履歴を管理し、継続的インテグレーション(CI)による自動チェックと自動テストを運用しています。稼働ログ・エラー監視の基盤を運用し、重大なエラーを検知して担当者へ通知しています。自動テストの網羅性や監視の対象は、段階的に拡充します(整備中)。会計・勤怠などの外部システムとのAPI連携や、データ分析の基盤は、今後整備します。
当社は、顧客情報および業務情報を重要な経営資源と位置づけ、情報の機密性・完全性・可用性の確保に取り組みます。
個別・具体的な技術的対策は、別に定める情報セキュリティ基本方針および社内規程によります。個人情報の取扱いの詳細はプライバシーポリシーに定めるとおりです。
当社は、DX戦略の達成度を測る指標を、次の3分類で管理します。
A. 企業価値・事業成果
B. DXの効果
C. DXの進捗
指標A(有料導入企業数・継続課金売上の比率)は現時点でも把握が可能です。指標B・Cについては、2026年度中に測定方法を整備し、2027年度から定量的な管理を開始します。現状値・目標値は、測定方法の整備後に本ページで公表します。
DX戦略を、以下の3段階で推進します。各段階の取組は、DX戦略・成果指標・ITシステム環境の整備・人材育成が相互に対応しています。
短期(2026年度)
中期(2027〜2028年度)
長期(2029年度以降)
株式会社COMOは、データとデジタル技術で、現場産業の働き方と経営を変えていきます。
私たちが目指すのは、紙や個人の経験に頼ってきた現場の仕事を、誰もが無理なく続けられ、蓄積したデータが次の改善につながる状態です。そのために当社は、顧客ごとの個別対応に依存する事業から、標準機能を磨き続けるSaaS型の事業へと、自社の経営そのものを変革します。
現場で働く方々の負担を減らし、仕事の品質と価値を高めること。これを実現するため、私はPICOを中核としたサービス・組織・人材・IT基盤・情報セキュリティの強化に、代表取締役として責任を持って取り組みます。
株式会社COMO
代表取締役 山本 真奈
公表日:2026年7月16日
本方針および成果指標は、事業環境・顧客ニーズ・技術動向・情報セキュリティ上のリスク、および取組の成果を踏まえ、代表取締役が原則として年1回以上見直します。重要な見直しの結果は、必要に応じて本ページで公表します。