pythonの仮想環境構築とパッケージ一覧の書き出し

pythonの仮想環境構築とパッケージ一覧の書き出し

2023.5.18

山本 真奈

山本 真奈

FastAPI フレームワークによるバックエンド勉強中です。

2 年くらい前にも python を勉強したのですが、その時は anaconda で仮想環境を構築していました。 今回も anaconda 立ち上げて仮想環境を構築していたのですが、パッケージのインストールの時にちょっとクセがあり、使いにくいと思っていました。 python バージョン 3.5 からはかなりシンプルにプロジェクト毎に仮想環境が構築できるようになったみたいです。

公式:仮想環境とパッケージ

コマンドを忘れないために、こちらにまとめておこうと思います(Mac のみ)。

仮想環境構築

プロジェクトのディレクトリを作成して、その中で以下のスクリプトを実行します。

mkdir プロジェクト名
cd プロジェクト名
python -m venv 環境名(好きな名前でOK)

これでプロジェクトのディレクトリの中に環境名のディレクトリが作成され、python がインストールされます。

環境を有効化するには

source 環境名/bin/activate

無効化するには

deactivate

パッケージ管理

環境が有効化しているときは、pip コマンドが使えますので、

pip install パッケージ名

でインストールが可能です。

また、package.json のようなパッケージ一覧ファイルもコマンドラインで作成できます。

pip freeze > requirements.txt

上のコマンドで requirements.txt が自動で作成されますが、以降パッケージインストールのたびに自動で追記してくれるわけでもないので、適宜上のコマンドで書き足す必要があるようです。

requirements.txt を GitHub にコミットしておけば、チームで開発の時に新しく参加したメンバーなどは

pip install -r requirements.txt

を実行すれば必要な環境がすぐ構築できます。

まとめ

anaconda で環境構築しなくていいので、かなり楽になりました!


python

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