山本 真奈
FastAPI フレームワークによるバックエンド勉強中です。
2 年くらい前にも python を勉強したのですが、その時は anaconda で仮想環境を構築していました。 今回も anaconda 立ち上げて仮想環境を構築していたのですが、パッケージのインストールの時にちょっとクセがあり、使いにくいと思っていました。 python バージョン 3.5 からはかなりシンプルにプロジェクト毎に仮想環境が構築できるようになったみたいです。
コマンドを忘れないために、こちらにまとめておこうと思います(Mac のみ)。
プロジェクトのディレクトリを作成して、その中で以下のスクリプトを実行します。
mkdir プロジェクト名 cd プロジェクト名 python -m venv 環境名(好きな名前でOK)
これでプロジェクトのディレクトリの中に環境名のディレクトリが作成され、python がインストールされます。
環境を有効化するには
source 環境名/bin/activate
無効化するには
deactivate
環境が有効化しているときは、pip コマンドが使えますので、
pip install パッケージ名
でインストールが可能です。
また、package.json のようなパッケージ一覧ファイルもコマンドラインで作成できます。
pip freeze > requirements.txt
上のコマンドで requirements.txt が自動で作成されますが、以降パッケージインストールのたびに自動で追記してくれるわけでもないので、適宜上のコマンドで書き足す必要があるようです。
requirements.txt を GitHub にコミットしておけば、チームで開発の時に新しく参加したメンバーなどは
pip install -r requirements.txt
を実行すれば必要な環境がすぐ構築できます。
anaconda で環境構築しなくていいので、かなり楽になりました!
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